予防接種について


 当院では体調の良い時に余裕を持って接種していただきたいと思い、毎日診療時間内に予防接種を行っています。予防接種専用の待合室がありますので、小さいお子様でも安心してお受けいただけます。

 小児の定期予防接種(公費)は全て受けられます。
また、当院は埼玉県の「相互乗り入れ接種協力医療機関」であり、川越市だけでなく、鶴ヶ島市、日高市、その他の県内市外の方も公費で接種可能です。予診票は各自治体のものをお持ちください。
 川越市内の方は、予備の予診票が院内にございます。
 県外からの里帰り分娩などの場合は、お住いの自治体にご相談ください。

 成人の方の接種も行っておりますが、ワクチンの供給が不安定な場合は子どもを優先させていただいております。

 またワクチンの供給制限などある場合は、予約サイトにてご案内いたします。

持ち物母子手帳、予診票
時間午前9:00〜10:30
午後3:00〜4:30
日・祝・木午後・第1火 休診
予約当日順番予約ができます
常備ワクチンB型肝炎(10歳未満)・ロタ(1価・5価)・MR(麻しん風しん)・水痘・おたふく・日本脳炎・二種混合(DT)
取寄せが必要なワクチンヒブ・肺炎球菌・四種混合・BCG・子宮頸がん・三種混合(DPT)・不活化ポリオ単独・麻しん単独・風しん単独・破傷風・A型肝炎・10歳以上B型肝炎など
料金・オタフク 5600(税込)円
・三種混合(DPT) 5500(税込)円
・インフルエンザ 1回3800(税込)円

上記以外はお問い合わせください。
その他BCGは単独接種のみで、他のワクチンと同時接種は行なっておりません。第2、4金曜午後2:00〜3:00となります。2日前までに窓口かお電話でご予約ください。

インフルエンザは例年10月から開始します。
予約サイトから日時をご予約ください。

《未成年者の予防接種について》
予防接種とその後の観察時間には必ず保護者の方が付き添ってください。
既婚者は成人となりますので、ご本人のみで構いません。

13歳以上で保護者が来院出来ない場合
○日本脳炎(公費):受付で事前に同意書を受け取るか、川越市公式ホームページ「日本脳炎予防接種について」のダウンロードの項から同意書を印刷し、予診票とともにお持ちください。
○子宮頸がん(公費):予診票と保護者が同伴できない場合の同意書に漏れなくご記入ください。

○任意の予防接種:18歳未満の方は保護者の同伴をお願いしています。

ダウンロード


下記から予診票を印刷してご利用いただけます。
定期予防接種(公費)については各自治体の予診票にご記入ください。

  • 予防接種の流れ
  • 1.お取寄せが必要なワクチンはお電話または窓口でお申込みください。入荷に時間がかかる場合もありますので、余裕を持ってご連絡ください。
  • 2.当日は順番予約(https://clinic.smiley-reserve.jp/kuromori)をご利用ください。
  • 3.受付で母子手帳をお出しになり、希望する予防接種と予診票の有無をお伝えください。
  • 4.指示された場所でお待ちください。体温測定をします。
  • 5.医師による問診・診察の後、医師が接種します。
  • 6.重篤な副反応が起こりうる接種後30分は院内で経過観察します。接種前後の飲食は控えてください。
  • 7.時間になりましたら、お声掛け致します。全身状態と接種部を確認して終了です。
  • 8.当日の入浴は可能です。激しい運動は避けてください。
  • * BCGはお電話または窓口でご予約いただきますので、当日の順番予約は不要です。ご予約いただいた人数によっては、医院前駐車場に入れない場合がございます。その場合は、周辺の駐車場をご利用ください。
ヒブインフルエンザ桿菌(細菌・インフルエンザウィルスとは別)による細菌性髄膜炎を予防します。接種可能な月齢になったらすぐに接種を開始しましょう。

令和6年4月以降に接種開始される方は5種混合に含まれます。

定期接種:生後2ヶ月〜5歳未満
小児肺炎球菌肺炎球菌による髄膜炎を予防します。細菌性髄膜炎は重篤な病気で、後遺症を残すことも多いので、接種可能な年令になったらすぐに接種を開始しましょう。

定期接種:接種2ヶ月〜5歳未満
任意接種:5歳以上6歳未満
B型肝炎体液を介して感染します。小児では家族間や集団保育、年令が上がると医療など職業関連やスポーツ、性行為などで感染することがあります。

定期接種:生下時〜1歳未満に3回
任意接種:1歳以上〜成人
ロタロタウィルスによる胃腸炎を完全に予防できるわけではありませんが、入院を要するような重い症状になる事を防ぎます。
1価か5価のどちらかを選んで接種します。

定期接種:生後6週〜生後24週0日(1価・2回)
     生後6週〜生後32週0日(5価・3回)
5種混合(DPT-IPV-Hib)ジフテリア、破傷風、百日咳、ポリオ、ヒブが含まれています。百日咳は現在でも多くの罹患者がいます。大人は咳が長引く程度で済みますが、乳児が感染すると重症化します。

定期接種:生後2ヶ月〜7歳6ヶ月未満に4回
4種混合(DPT-IPV)ジフテリア、破傷風、百日咳、ポリオが含まれています。百日咳は現在でも多くの罹患者がいます。大人は咳が長引く程度で済みますが、乳児が感染すると重症化します。

定期接種:生後2ヶ月〜7歳6ヶ月未満に4回
3種混合(DPT)ジフテリア、破傷風、百日咳が含まれます。
4種混合や5種混合に含まれる百日咳の抗体は約5年で減衰するため、就学前に3種混合での追加接種が推奨されています。また、任意接種となりますが、11歳〜13歳未満で接種する2種混合の代わりに接種することができます。
乳児への百日咳感染を防ぐため、出産前から同居家族が接種して予防することも大切です。

任意接種:7歳6ヶ月〜成人
2種混合(DT)4種混合終了後、11歳〜13歳未満でジフテリア、破傷風を追加します。そのため、4種混合を済ませていない方は接種出来ないことがあります。
現在のところ自費となりますが、3種混合に替えて百日咳を追加して接種する方が望ましいです。

定期接種:11歳〜13歳未満
BCG結核、特に乳幼児の重症結核を予防します。

定期接種:生後5ヶ月〜1歳未満
麻しん風しん混合(MR)有効な薬はありません。麻しんは1週間は解熱しない重い病気であり、脳炎、肺炎など重篤な合併症を起こすこともあります。
風しんも重症化することがあり、また、妊婦が罹患すると胎児が先天性風疹症候群になる事があります。接種前1ヶ月、後2ヶ月は避妊が必要です。2回接種をしましょう。

定期接種:1期は1歳〜2歳未満、2期は小学校入学前年の4/1〜3/31まで
任意接種:上記期間以外〜成人
水痘抗ウィルス薬がありますが、脳炎や肺炎の合併や将来の帯状疱疹の原因にもなります。2回接種が勧められます。
50歳以上で帯状疱疹の予防・軽症化のために接種することがあります。

定期接種:1歳〜3歳未満に2回
任意接種:3歳〜成人
おたふく有効な薬はありません。片側性まれに両側性の難聴を合併することもあり、難聴は回復しないと言われています。また、年令が上がるほど合併症を起こしやすく、重症化しやすいです。2回接種が勧められます。

任意接種:1歳〜成人
日本脳炎蚊が媒介する病気で、日本でも発生しています。およそ5年毎に接種すると免疫を維持できます。
海外流行地へ赴任する場合など大人の方も接種します。

定期接種:1期は生後6ヶ月〜7歳6ヶ月未満に3回、2期は9歳〜13歳未満に1回
任意接種:7歳6ヶ月〜成人
子宮頸がんヒトパピローマウイルス(HPV)による子宮頸がんを予防します。
年間に1万人以上の人が子宮頸がんを発症しています。
子宮頸がんは比較的若年で発症し、妊娠中に初めて検診を受け癌と診断されることも少なくありません。
ワクチンで約70%、ワクチンにがん検診を組み合わせることで、約95%が予防できると言われています。

2価、4価、9価のいずれかを選んで接種します。

定期接種:小学校6年〜高校1年相当の女子
任意接種:9歳以上女性
インフルエンザインフルエンザウイルス感染での重症化を予防します。毎年接種します。

任意接種:生後6ヶ月〜成人
破傷風破傷風菌は土壌中に存在し、大きな怪我でなくても感染することがあります。およそ10年毎に接種すると免疫を維持できます。
4種混合、3種混合、2種混合に含まれるため、接種対象は主に成人となります。
A型肝炎主に海外に行かれる方が接種します。流行地、特に衛生状態が悪い場所に出かける場合は注意が必要です。
狂犬病主に海外に行かれる方が接種します。イヌ以外にもサル、ネコ、キツネ、コウモリなど、哺乳動物には注意が必要です。
また、ワクチンにはゼラチンが含まれるのでゼラチンアレルギーの方は注意が必要です。

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